幻想的なおわら風の盆を楽しんだ翌日は、富山へ向かい『羽根屋』でおなじみの富美菊酒蔵さんへ伺いました。(現在一般の見学は受け付けていないそうですが、特別にお願いしました)
富美菊酒造さんは大正5年創業で、「すべてのお酒を大吟醸と同じ手間暇かけて」をモットーに、
丁寧な手作りでお酒を造っている蔵元さんです。
社長夫人と杜氏さんに蔵の中を案内していただきました。
洗米したお米を浸水させる作業では、10sずつをざるに入れて時間を計り、水きりをするということを、ひとつずつ手作業でされているとのこと。
効率が悪い様に感じられるこの作業も、お米を大事にいたわってのことなのでしょう。
ここが富美菊酒造さんの酒造りの姿勢なんですね。
酒造りは夏場は行っていないはずですが、富美菊酒造さんは2年前から夏場も少しだけ作っているそうで、
製麹室を覗かせて頂きました。
お酒の神様、松尾大社(京都)のお札が。
杜氏で常務の 羽根敬喜さん
仕込み中のお酒
ひと通り見学させていただいてから、試飲をさせていただきました。
富美菊の大吟醸は、さすがの大吟醸です!
口に含んだ途端に、鼻に抜ける吟醸香と上品な深みのある味わい、コク。
お店でもおなじみの煌火(きらび)も、やはり皆さんに好評。
もう一つの銘柄は、五百万石の純米吟醸。
こちらは、ぬる燗がおすすめです。
同行者の皆さんは、せっかくなので・・・と大吟醸をご購入でした。
(煌火はお店で飲めますからね)
ついでになりますが、羽根屋は平成25年全国新酒鑑評会で金賞を受賞されています。
羽根屋さんの見学を終えると、お昼をすぎていましたので、富山市内のお寿司屋さんへ直行しました。
きときとの魚が有名な富山です。ここはやはりお寿司ですね。
あらかじめ調べて予約していた「美乃鮨」さんは、富山県観光課が推奨している『富山湾寿司』の提供店です。
富山湾寿司とは、富山の地魚を使ったお寿司です。(にぎり10かん¥3000)
注文するとこんなに美しいお寿司がでてきました!
左から 真鯵・れんこ鯛・ヤナギバチメ(?)・甘エビ・バイ貝
左上から マグロ・赤イカ・鯖・白エビ・ズワイガニ(下にカニみそ)
ご覧のとおり、みな光っていて、美味しそうでしょ?
富山はご飯も美味しいし、酢飯の味も、にぎりの大きさも程よい感じで、言うことなし!
大満足でした。美味しい物を食べている時、人は無口になることを再認識しました。
満腹になって、帰りの電車はお昼寝タイム。
しかしというか、やはり・・・!!車内でも飲み続ける人もいて・・・。
無事に研修旅行?は終了しました。ご報告もこれにて終了です。ありがとうございました。

本日9/8、2020年のオリンピックが東京開催と決定しました!
良かったですね!バンザーイ
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酒と肴
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