薩摩川内駅から車で15分くらい行った、樋脇という田園地帯の少し小高い所にありました。
中永田工場長様が迎えてくださり、1時間半に渡り、蔵の案内や試飲をさせたいただきました。
最初に通されたのがこちらの焼酎資料館。
熊本県山鹿市にあった築240年の清酒蔵を移築して、1986年に開館されたそうです。
天井が高く、広々としていてとても大きな建物です。130坪もあると伺いました。
現在も使用されている甕です。
下半分は土の中に埋まっています。
中には芋焼酎が入っていて、3年ものの蓋を開けてくださり、香りだけ嗅がせていただきました。
熟成された甘〜い香おりがしました。
こちらは昔使っていた蒸留機です。
薪で焚き、蒸留されたものが竹の筒を通って壺へ注がれていく様です。
次に試飲をさせていただきました。
左の2つは樽貯蔵芋焼酎エンヴェレシーダです。
赤いほうが原酒の40度。
白い方は25度。
先に25度を飲ませていただいたのですが、舌のヒダに、旨味と共にジワジワと広がって行くのを感じます。
次に40度。
度数の高いお酒は味わい深く、間違い無く美味しいですね。
個人的には25度で十分美味しいです♡
ちなみに、
東京ウィスキー&スピリッツコンペティションの焼酎部門で、赤の原酒は今年2021年に、白い25度は2020年に最高金賞をいただいています。
どちらも購入して来ましたので、是非お店で飲んでください。
こちらの島津藩は、芋も麹も酵母も全て鹿児島産だそうです。
赤は紅はるかという芋を、
黒は黄金千貫を使用しているそうです。
どちらも芋焼酎ぽく(なんと芋麹を使っているそうです!)黄金千貫の方が味に馴染みがありました。
こちらは日本酒で言うところの、あら走り、搾りたてのことを言います。
「初垂れ」と書いてありますが、ハナタレとも言います。
焼酎の蒸留して出て来たものは60度もあるそうです。
飲んでみました!
泡盛の「どなん」並みですね。
こちらは果物の酵母を使った焼酎です。
全部飲ませていただきました。
一番インパクトのあるは、バナナでした。
バナナの甘い香りがします。
これはロックが良いですね。
写真を撮り忘れましたが、なんとパクチーのスピリッツがありました‼️
これです! (田苑さんのHPから)
パクチー好きは良いけれど、パクチーが嫌いな人には「何でそんなもの焼酎にするんだ」と思うでしょうね。
ご案内いただいた中永田工場長さんもパクチー嫌い。
マスクをして(コロナでいつもしていますが)パクチーを刻んだそうです。
大変でしたね。
で、お酒はというと…。
う〜ん パクチーです(*´꒳`*)
私は好きです。
パクチー料理と一緒に飲みたいです。
これも購入しましたが、パクチー好きの息子用です。
安心してください。お店では出しません。
次は、いよいよ工場見学です。
続きは、また。