酒 処 c o u n t e r チルアウト日記

2019年01月15日

川越の鏡山酒造

三連休の2日目は、雲ひとつない快晴でした。
「川越に行ってみようか」
思いつきで10時頃家を出ました。

埼玉のお酒で最近気になる鏡山酒造さんも川越にあることを知り、楽しみになりました。

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蔵の街をぶらぶらしながら、鏡山酒造さんを探します。





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Googleマップを片手に歩いていると、松本醤油さんのところに当たります。角を曲がると微かにお酒の香りがして来ましたが、先にはそれらしき建物が無いので、引き返してよく見ると暖簾に松本醤油と並び「小江戸鏡山酒造」と書いてありました。


調べてみると、鏡山酒造さんは平成12年に一度酒造りを廃業しているようてす。
それから6年後の平成18年、小江戸川越・蔵の街からの再興を望む声を背景として「小江戸鏡山酒造株式会社」か設立されました。


酒蔵の再開は、元の場所で創業者一族がすることが多いのですが、鏡山酒造さんの場合旧酒造が別事業に変わっていたため施設を使えず新しい場所を探さなければなかったそうです。
酒造りには水の良い所が選ばれます。
そこで松本醤油さんの水が良いことを聞きつけ、松本醤油さんの一角をお借りして平成19年2月から酒造りを始めることになったそうです。

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コンクリートの一角で、仕込みは6つのタンクのみだそうです。


私の知る鏡山はここ2〜3年の話ですから、再興されてからどんどんお酒が変わって来て、首都圏で売れる様なお酒になっていったのでしょうね。


利き酒が50ミリで1杯200円からとなっていましたので、早速飲んでみることに…。

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左が純米大吟醸1杯300円
右が純米の搾りたて200円

純米大吟醸から飲みました。
酒米は山田錦、精米歩合は40%
日本酒度と酸度は非公開です。
すぅーと舌からのどへ流れていき、何の引っかかりもなく、まろやかです。
後からかすかに鼻に抜けるフルーティな香りと甘みがふんわりと残りました。非常に洗練されていて美味しいです!

次に純米の新酒をいただきます。
酒米はさけ武蔵、精米歩合は60%
こちらもフルーティですが、米の旨味が残ります。やはり純米大吟醸と比べてしまえば差がありますね。



気になって吟醸も飲んでみました!

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ラベルと同じ色のクラスに注いでいただきました!
酒米は近江産の玉栄で、精米歩合は55%
淡麗辛口で食中酒向きです。

いろいろ飲んでみたかったのですが、買って帰るのは飲まずにお楽しみにしようかと思いました。

それでお店用には、季節限定の純米吟醸新酒搾りたての1升瓶にしました。
どんなお酒なのかとても楽しみです。ご興味を持たれた方は、今週ご来店ください。

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