鹿が教える湯、と書いて「鹿教湯温泉」(かけゆおんせん)
その昔、鹿に化身した文殊菩薩が、信仰熱心な一人の猟師に、丸子の山中に沸く効能あらたかな出湯を教えたことから、この名前がついたそうです。江戸時代より湯治場として、広く知られています。
単純温泉ですが、お湯は柔らかく、温度も熱過ぎずぬる過ぎず、永く入っていられるお湯です。
どこの旅館も源泉を引いていますから、湯量は豊富です。
この小さな鄙びた湯治場に、一軒の酒屋さんがあります。
酒 サカエヤ 鹿教湯店長野県の限定流通のお酒を主に取り扱っています。
春の試飲会で、上田にある蔵元、信州銘醸さんの「瀧澤」を飲みました。
旨味のある美味しいお酒でした。
鹿教湯温泉にたまに行く旨をお話ししましたら、サカエヤさんをご紹介くださったのです。
サカエヤさんには、信州銘醸さんのお酒がタンクごと置いてあるとか…。
そんな酒屋さんは今まで見たことがないので、楽しみにしていました!
こちらが1,500ℓ入るサーマルタンク。
とご案内頂いた会長夫人です。
PB商品の「風(ふう)」というお酒が入っていて、量り売りをしています。
長野県産美山錦を55%に磨き、アルコール度は17〜18度、日本酒度は±0、酸度は1,6です。
美山錦の特徴である甘さと酸味・旨味のバランスが良いお酒でした。
お土産には、信州銘醸の首都圏向けのお酒、
瀧澤のひやおろしと信州亀齢を購入。
どちらもなかなかお目にかかれないお酒です。
特に信州亀齢は、創業351年を数える歴史のある蔵元さんで、ご夫婦二人でお酒を造っているそうです。火曜日以降お店に出しますので、是非ご賞味ください!
翌日もサカエヤさんにお味噌を買いに顔を出しましたら、会長さんがいらして上田産のお味噌の説明をして下さいました。
上田の原商店醸造の信州イゲタ味噌。
長野産の米と大豆を使用して丁寧に造った、
「生きているお味噌」だそうです。
「これは美味しいよ〜!」との熱の入った説明に、家庭用とお店用に1キロずつ購入。
どんな味噌料理になるか、乞うご期待です。
帰りに、仲睦まじい会長さんご夫妻の写真を撮らせていただきました!
イイ笑顔ですね〜。ありがとうございました!
温泉旅の2泊目は、山を越えて松本の浅間温泉です。
利き湯?してみて、やっぱり温泉は鹿教湯ですね〜❗️いつまでも身体がポカポカして、利尿作用があって、身体中の毒素を出してくれる感じです♡
浅間温泉のお湯も良いのですが、1時間経つと身体は冷えていきました。
鹿教湯温泉に戻りたい!